同じ運動量で汗の量が違うのはなぜ?

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「人と同じだけ運動しているのに、私だけなぜか汗がダラダラ。他の人はサラリとしているのはなぜ??」

そんな風に思った経験はありませんか?

管理人も、運動中の異常な量の汗がとにかく気になっていたタイプなので、ずっとこれが疑問でした。できれば、他の人と同じように格好良くサラリとした汗をかきたいと思ったので、汗の量に関してリサーチしてみました。

1.気温が高いと汗をかきやすい

そもそも汗には、体温が上昇しすぎてオーバーヒートしないように、自動的に体温調整をする役割があります。

ですので、当然、気温が高くなれば体温を36℃台に保つために、どんどん水分を蒸発(発汗)させて身体を守ります。

同じ運動量でも、クーラーのきいた室内と、炎天下の屋外では全く異なる汗のかき方になるということです。

2.運動不足で汗腺が弱いと汗をかきやすい

現代人に多い汗かきの原因が、この汗腺の弱さだと言われています。

移動手段が便利になり、歩くことや運動する機会が少なくなってしまった人は、汗をかく習慣そのものが減るため、汗腺が衰えてしまうことがあります。全く運動をしないと筋肉が弱ってしまうのと同様に、汗腺も使わないと弱ってうまく働けないような状態になってしまうのです。

このように機能が低下した汗腺は、上手に汗の量をコントロールできにくくなってしまい、ちょっとした運動でもドバッと多量の汗を出してしまうのです。

現在、運動不足であまり汗をかいていない方は、この「汗腺」を鍛えることをオススメします♪

3.交感神経が過敏だと汗をかきやすい

こちらも、現代人に多い汗かきの原因のひとつです。

交感神経が過敏な状態とはつまり、とても緊張していたり、過剰にストレスがかかっているような状態のことです。また、最近ではスマホやパソコンのブルーライトを浴びすぎて交感神経スイッチがずっとONになっている人も多いようです。

自分なりのストレス発散方法をしっかり把握しておくことも大切!

また、就寝前にスマホをいじるのもホドホドにしておきましょうね。

4.更年期障害で汗をかきやすくなる

更年期世代の方は、ホットフラッシュが原因で汗の量が一気に増える場合があります。

ただ、運動している時は一生懸命で気付かないケースがほとんどだと言われています。更年期障害の場合は、女性ホルモンのバランスが不安定な状態なので、通常の汗対策では改善しないことが多いようです。

どちらかと言うと、女性ホルモンのバランスを整える対策をした方が、汗かきが改善するでしょう。