サラサラで無臭!良い汗のかき方|簡単汗腺トレーニング
温かい季節になってくると、顔のテカリや汗くささが気になる人が急増します。
本来、エクリン腺という汗腺から出る汗は無臭ということをご存知ですか?
時間が経って、雑菌や垢と反応することでニオイの原因となるため、実際に臭ってくるまでには1時間くらいのタイムラグがあります。それまでにサッと拭き取れば、少なくともニオイは予防することができます。
ただ、ここ最近はエクリン腺から出る汗そのものがクサい人が増えています。
なぜクサい汗が出てしまうの!?
現代は特に空調が発達しており、職場やお出かけ先でも常に一定の快適温度の中にいることが多いです。そうなると、夏でも汗をかく機会が減ってしまい、汗腺そのものが衰えてしまいます。
汗腺が衰えると、濃度の濃い汗をかいてしまい、その中に含まれる尿素や重炭酸イオンが「クサい汗」の原因となってしまいます。
つまり、汗腺を鍛えてニオイを発生しない濃度の汗をかけるようにならなければいけません。
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これらの方法を紹介してきましたが、自宅でできそうな他の方法もぜひチェックしてみて下さい♪
体を冷やしすぎない工夫をする
空調の設定温度に注意
体を冷やしすぎると、全く汗をかかない状態が続き、汗腺の衰えを加速させてしまいます。
夏の時期に、ついつい設定温度を下げすぎて、寒くなった経験はありませんか?実は、夏は冷え性が急増する季節でもあります。本来は暑くて汗をかくはずの時期に、常に汗腺が休んでいる状態だと、外に出たときに対応しきれず、汗のコントロールが乱れてしまう原因となります。
これらを予防するためには、まず体を冷やしすぎないことが先決です。
夏の空調は基本28℃設定にし、肌に直接風が当たらないように風向きを調整しましょう。風が直接当たりすぎると毛穴と汗腺が閉じやすくなってしまうので、注意が必要です。
冷たい飲みものに注意
また、冷えた飲みものの摂りすぎにも注意です!
内面からの冷えが汗腺の衰えの原因にもなりますので、日常的に、常温の飲みものを摂取するように心がけましょう。
芸能人やモデルさんが「常温の水」をよく飲んでいるのは、冷え対策でもあるのです。
(時にはキンキンに冷えたビールを飲むことだってありますがね…笑)
特別なことをしなくても、このような日々の積み重ねが汗腺を鍛えるひとつの方法になります。
やりやすい方法からはじめてみましょう!